上限はいくらまで資金調達可能なの?

- 上限はいくらまで資金調達可能なの?

上限はいくらまで資金調達可能なの?

資金調達を行う場合に、融資額の目安はどれぐらいなのでしょうか?
もちろん各会社によって、財務状況に違いがありますが、目安を知っておけば、無理な希望額で申請し審査に落ちる事もなくなるはずです。
では目安を算出する方法を紹介していきます。

月商から融資額を算出する方法

1番分かりやすいのは、月商から融資額を算出する方法です。
月商は月によってバラつきがあると思うので、1年間の平均値を算出してください。
仮に月商が1000万円の会社があった場合は、月商の1〜5ヵ月分が可能な融資額の目安となります。

1〜5ヵ月の基準は業種によって異なるため、自社の業種の場合は何ヵ月分に該当するのか確認してください。
1ヵ月の場合だと融資額の目安は1000万円となる計算です。

ただし注意点としては、月商だけで融資額の目安を出す方法は、黒字経営であれば問題ありません。
ですが赤字経営の場合は、財務状況で借入状況が健全かどうかで審査の結果が変わってきます。
また返済計画も月商だけで決めるのではなく、損益にも注目するようにして下さい。

損益から融資額を算出する方法

では計算自体は少し難しくなりますが、月商だけでなく損益にも注目して融資額を算出する方法を紹介します。
ちなみに金融機関も貸し出し可能金額は、損益から算出しているので、目安として参考になるはずです。

まず「経常利益の平均額×0.5×5〜10」で算出します。
経常利益の平均は、直近の過去3年分のデータを用いて下さい。
ここでは0.5は経常利益の半分を返済に回ると暫定した上で算出しています。

そして5〜10は何の数字かというと、返済する年月分です。
5年で完済するのか、10年で完済するのか、返済計画を元に数字を決めて計算します。

例えば経常利益の平均が1000万円の会社が10年で返済する場合は、1000×0.5×10=5000なので融資額の目安は5000万円となります。
ただしこの計算式も完全な訳ではありません。
会社のキャッシュや資産を含まずに計算しているからです。

あとは過去3年でも年々売り上げが落ち込んできている場合は、今後10年間が経常利益の平均の10000万円分利益を出せる保証もありません。
そのため返済計画に問題がないか、定期的にチェックする事も重要だと言えます。

そして融資額の目安を紹介しましたが、上限いっぱいまで借りる必要はありません。
むしろ融資額は少ない方が負担を軽減する事が出来るので、会社運営に必要な資金を削る事は出来ませんが、無駄なコストはどんどんカットしなければ財務状況は改善しません。

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